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2012年06月 Archive

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ピーター・バラカン氏

  • Posted by: cuocovu
  • 2012-06-30 Sat 07:19:27
  • 音楽
2月のお話。
これも下書きのまま放置してました。


飯を書かずにまた音楽。


http://www.standardbookstore.jp/

スタンダードブックストアさんにて、敬愛するピーター・バラカンさんのDJトークショーのお誘い。
行く行く。
十代、この方のNHK-FMを聴いていなければ、たぶんその後の数千万だかは散財せずに済んだ。
魅惑的な悪い種をふんだんに少年の心(そういう時もあったのです)に蒔いてくれたありがたいお方。
当時休み時間に親友と交わしていた彼の通称は、バラカン星人。
日本人より流麗な日本語を話すおかしなイギリス人(サインの宛名も漢字でお書きになる)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%83%B3


バラカンさんは遅刻。
定刻に難波駅に着いたが、すぐわかるといわれたスタンダードブックストアの所在地は、
御堂筋を行き交うどなたも知らず、で息を乱してのご入場。
真冬に「暑い」とTシャツに。
拍手。
よもや昨夜飲んだくれて寝坊したのだろう、とは会場の誰も露とも思わない、
几帳面、誠実、博識なお方。

フリートークで話題に出た曲を、手元のノートPCからPAを通じて流してゆく方式。


あとで著書にサインを戴いたが、
しまったと思ったのは、
私にとっては、やはりこの2枚が象徴的なバラカンさんだったなと。
なぜ、どちらか持ってこなかったかなと。



堕ちた天使堕ちた天使
(2008/01/23)
ザ・ポ-グス

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人生で最初に行ったコンサートがポーグス、というのは、
童貞を失った相手が全校一の美少女だった(たとえば、です…が、何を言っとるんだ?)、
くらい私には素敵な思い出です。




名曲のPVを観たくなった。








冒頭の警官カメオ出演はマット・ディロンではなかったか。


興が乗ったのでもう1曲くらい。









少し英語がわかる方には、ぜひこの2曲の歌詞に想いを馳せてほしい。

shaneがどれだけ廃人に近い酔いどれだとしても、
たった一曲の歌詞で、
new yorkやlondonを、
ウィスキーを呷ってグラスをトンとカウンターに置くかのごとく、
いまの東京や大阪を歌にできる日本人がいるなら、
…出て来てほしいなあ(差しつ差されつの日本酒でもいいんだけど)。




...and the Borneo Horns...and the Borneo Horns
(1991/07/01)
Lenny Pickett

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こっちは、是枝さんじゃあないけれど、
「誰も知らない」。

ホーン群と簡素なドラムだけの、不思議な舞踏音楽。









晩春のおあじ

アップし忘れてました。




数年前からちょいちょいやっていたのですが、
おとなの方々の感想が、ことごとく一段調子が高いので、
今春は(もう梅雨だ)例年より多目にメニューに書いている、
ひらあじのなめろう風。
イタリア語でいう(いわない)とアッラ・ナメローゼ。





なめろう、は房総あたりが有名なのかな、
まあ魚を叩いて味噌で和えると皿を舐めるほど美味いから、
といった由来だったと思います。
キャピトロでは、味噌醤油等はもちろん使わず、作り置きなし、
旬の野菜をふんだんに用いるので、
前菜にしては些か時間を要します。
15分くらいかな。

※鮮度を直前まで保つため、鯵も頭と内臓を省いた状態迄の仕込、
オーダー後三枚下ろし骨抜き皮むき。

※鯵は吟味します。刺身でいける溌剌さは必須ですが、
大阪に入るものでは、
海はやはり、山口から大分、宮崎にかけて。
このあたりのものの甘美な余韻が一等抜けています。




材料の大枠はあるのですが、都度何を入れるか、
良く言って、毎回ジャズマンが何を吹いたか忘れているような有様なので、
先般、お客様に口述しつつお作りし、メールで返信を頂戴しました。

このたびは、


材料

ラディッキオ
ブラックマスタード
甘長ピーマン
淡路新玉ねぎ
穂紫蘇の塩漬け
大葉
トマト

トマトビネガー
そら豆
うすいえんどう
スナップエンドウ
こごみ
アスパラガス
おかひじき
エンダイブ

オリーブオイル





荒城の月、なんて曲をたまにあちらのジャズマンが演ります。
曲中の、どこかがそうならそうなんです。
やっていいこととやってはいけないこと、
やるべきこととやってもいいこと。
原典や先達への敬意とクレジット表記。

根本が、好きだから本気で演りたい、なら何をどうしたって可、だと思います。
する方も、される側も。





余談。

この皿を召し上がった方は、美味しさのあまり、何度か、明け方の夢に見たそうです。
心より、ありがたいことです(笑)




春深し

  • Posted by: cuocovu
  • 2012-06-15 Fri 08:11:18
とはいいませんが、
ひさしぶりに本が団体で集まってくるので、就寝前にかたづけています。


直近は天牛書店で買ったこの数冊。


吉兆味ばなし (1)吉兆味ばなし (1)
(1982/02)
湯木 貞一

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と、その2。
口伝のようなもので、その聞き役兼編集、デザインは昭和の名物デザイナー、花森安治さん。
この表紙カバーを剥ぐと現れるのは、漆黒に箸と箸置、という典雅なデザインで、
その漆黒が当時なかなか技術的に出なくて、世に出る前に花森さんはお亡くなりになってしまった、
という、思い入れを感じる書物。
で、


花森安治の仕事花森安治の仕事
(2011/09/23)
酒井 寛

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も購入。



湯木さんと同時に入荷してたのが、かつて吉兆においては雲の下の弟子だった、
いまや日本の鯛料理では第一人者でしょう、
徳島青柳の小山裕久氏の本。


鯛の鯛 徳島青柳鯛の鯛 徳島青柳
(1996/12)
小山 裕久

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とくに料理業界の本は、中学生でも読めるような平易な文章を書く方ほど奥行があります。
何を何分、何gをこうしてから、
とは玄人は書きません。
東京では、イタリアンの看板掲げて節操なくスーパーのキムチに顔貸して銭貰ったりしているビジネスマンが、依然囃されてるようですがもういいでしょう。

あらゆる角度からよく考えること、感じること、先達の教えは徹頭徹尾これに尽きます。


ごちそうものがたりごちそうものがたり
(2002/10)
森 義文

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この方についてはいずれ。
海のものとも山のものともわからないはずなのに、私の「何か」を信用してくださった大先輩です。




京都料亭の味わい方 (光文社新書)京都料亭の味わい方 (光文社新書)
(2004/09/18)
村田 吉弘

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重責を飄々と担っておられる。素敵な方だと僕は思います。




他、小説エッセイ等はまた後日。

(こないだブログ遡ってみたら、この件はまた後日書きます、のまんまほったらかしの多いこと!
反省しております。いずれ書きます。たぶん書くと思います。過去って…なんでも、めんどくさくありません?)




カラス

声がでかい。

何か告げるべきことがあるような街宣行為を頻繁に起こすが、あれを愛いと思う鳥獣は他にいるのだろうか。
よく聴くと、時候の挨拶めいたものから、嘲笑うもの、誇るもの、様子を探るもの、声の低いもの、スタッカートの効いたもの、バルタン星人のような高笑い、いろいろ喋っている。

ただなんにせよ、声がでかい。
古来より世界中で、神の使いだの悪魔の使いだの言われてたらしいが、まずもって悪声だとの自認はあるのだろうか。
鳥の鳴声ならたいがい、囀り、で通るが、あらカラスのさえずりね、とは聞かない。

神の使いでも悪魔の使いでもいい、
現世においては重要な伝言は、まつりごとの場、議事堂や都道府県庁舎内で囀ってみてはくれまいか。
彼らの言語より君らの言語は明快だろうし、マイクも要らないだろう。






完熟だから美味しい真っ赤な柚子胡椒

  • Posted by: cuocovu
  • 2012-06-04 Mon 04:01:31
という名の瓶詰柚子胡椒。

****


清冽な辛味が名残惜しくて、まかないで、なんなり合わせて最近使ってます。
なんなり合うんです。
今晩は、桜海老とじゃがいものかき揚げにちょいと付けて。

イタリアならカラブリア州な唐辛子感、
讃岐の、絶滅しかけてた「香川本鷹」という唐辛子を巧く再生しておられるよう。

で、その讃岐ご縁でか、堺近辺に、
とんがらし、
という直営讃岐うどん店があるらしい。
元讃岐人と致しましては、価格、サービス形態共に源流に沿っておられるようで、ちょっと鼻がぴくぴくします。
ご近所だったら、ちょいと飲みに(もちろん饂飩を、です)行ってみてくださいな。

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