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書架1

  • Posted by: cuocovu
  • 2010-05-07 Fri 08:17:29
警察(サツ)回り (ちくま文庫)警察(サツ)回り (ちくま文庫)
(2008/12/10)
本田 靖春

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手持ちは平成元年の新潮文庫版、
カバーは長友啓典+K2(断然こっちがいい)、
解説は黒田清。
20年経って、黒田さんも本田靖春さんも鬼籍に入られました。

ちょうど警察回りの常連さんがおり、
そういえば、かつて本田さんについて、互いに承知なのに驚いて、
氏についてはそれ以来不出。
数多の著作の中でもストライクなので、
これと「新聞記者の詩」というのを、ひょっと未読なら、
と思い、先日「(段ボール)箱入り娘」から出しておいた。

警察にも記者にもわたしはとくに興味なく、
集めたのは発端は忘れたけど、本田靖春という人物。


最初は「疵―花形敬とその時代」だったかな。
疵―花形敬とその時代 (ちくま文庫)疵―花形敬とその時代 (ちくま文庫)
(2009/08/10)
本田 靖春

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あれから20年経っても、
この時代にこういう本を現行で世に出している(検索前は絶版濃厚と思っていた)ということに、
出版人の心意気を感じました。
大して売れるはずないのに。




この人の騒いだ文章を読んだ覚えがない。
常に恬淡と綴られる。
なのに情はある。
情がある。
機微もある。
必ずしも名文家ではないと思う。
もちろん悪文でもない。
解説で黒田氏が書いている。
「一緒に飲むと午前三時、四時となる。別にむつかしい話をするわけではない。いわんや昔を懐かしんでぐちるではない。ただ、なんとない話をしている楽しさがある。」


今気づきましたが、この黒田さん名文家だな。
大人の酒席。
一度でいい、末席で飲んでいたかった。





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